『デジタルネイチャー、新しい自然の構築へ』


筑波大学でデジタルネイチャー開発研究センターのセンター長を務めております、落合陽一です。ほかに科学技術振興機構(JST)の研究プログラム「CREST」の研究代表者や、人工知能開発研究センターの職員、ムーンショット型研究開発制度のアンバサダーを務め、大学で教えたりもしています。起業家としてはピクシーダストテクノロジーズ株式会社の代表取締役でもあります。

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『お金の面から一人ひとりに寄り添い、
行動を変える』

スマートフォン向け家計簿サービスの開発運営を行っています、株式会社Zaim(ザイム)の代表取締役、閑歳孝子です。Zaimは東証マザーズに上場する株式会社くふうカンパニーの子会社で、私はその兄弟会社の株式会社Da Vinci Studio(ダヴィンチスタジオ)の取締役も務めています。その他にも社外取締役として関わっている会社もあります。

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新しいものづくりの力で、
持続可能な世界を作る

エレファンテック株式会社の清水と申します。私は現在33歳で、2006年に東京大学に入学し、音声認識などの研究をしていました。他にはプログラミングや機械設計、回路設計などを行っていた、どちらかと言えばエンジニア畑の人間です。全日本学生フォーミュラ大会(現:学生フォーミュラ日本大会)出場サークルでエンジニアリング部門に所属し、ものづくりにも触れていました。

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AI革命を起こし、
未来を創っていく

AIの研究者で、HEROZ(ヒーローズ)株式会社の技術顧問、それから操業したばかりのTURING(チューリング)株式会社のCEOを務めています、山本一成です。先の清水信哉さんの講演で「元気に働けるのが60歳までと考えると、10年単位の時間をかけて何か大きなことにチャレンジするチャンスは数回しかない」というお話がありましたが、実は私も同じく20歳の頃から、60歳まであと何日あるかとよく考えてきました。それまでに5つぐらいは何かを成し遂げたいと。

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研究者の可能性を最大化し、
科学と社会の発展を加速する

株式会社POL(ポル)代表取締役の加茂倫明です。私が起業したPOLについて、特に起業や研究成果の社会実装に興味を持っている方に役立ちそうなことをお話ししたいと思います。私の起業の間接的なきっかけは、高校時代に初めて身内の死に面したことです。「自分もいつか死ぬ」ことを認識し、意義ある活動がしたい、事業や組織を通じて社会に貢献したいし、死後も続いてほしいと考えるようになりました。そして実際にこのPOLを立ち上げたのは2016年9月、大学在学中の21歳のとき。その後休学などで在学しつつ100%事業にコミットしています。

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自由な選択で、自分らしく生きることが
できる世界をつくる

株式会社タスカジの代表取締役、和田幸子と申します。私の運営する家事代行サービス・タスカジの概要、そして起業に際し私が考えてきたことをお話しします。みなさんの中に、「伝説の家政婦」や「予約の取れない家政婦」といった話題をメディアで見聞きされたことのある方はいらっしゃるでしょうか。家事代行サービスは、ここ数年で一気に注目を集めるようになりました。

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Contribute to Sustainable Well-being

Spiber(スパイバー)株式会社の取締役兼代表執行役、関山和秀と申します。十数年続けてきた私たちの取り組みはまだスタートラインに立ったところですが、何か皆様のインスピレーションに繋がればという思いでお話しさせていただきます。Spiberは、タンパク質素材の実用化を目指す会社ではあるのですが、一言でいうと、非常にミッションドリブンな会社だと思っています。私たちは、サステナブルな人類のウェルビーイングのために、今、自分たちにできることをやっていこうとしている会社です。

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知能を創り、未来を拓く

東京大学で人工知能の研究をしております、松尾豊です。25年間AIの研究を続けてきて、最近特に力を入れているディープラーニングについては、2017年に一般社団法人日本ディープラーニング協会を立ち上げました。私の研究室での取り組みと、スタートアップを生み出す要件についてお話ししたいと思います。現在の私の研究室は130~140名の大所帯で、学生や研究員、職員に加え、ビジネスのプロフェッショナルの方も参加して下さっています。活動は大きく4つ、基礎研究・講義・社会実装・インキュベーションです。

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